【老化防止!!】焼く、揚げるは老化します!! 私が低温調理にこだわる理由は若くいたいから【食生活アドバイザー】
最近流行り始めてる低温調理。
私は習慣的に低温調理機を使って、
毎日の料理を作ってます。
実は、低温調理をするには、
お肉を焼いたり、煮たり、そして揚げたりするよりも、
健康的な観点から見て、メリットがあることはご存じでしょうか？
ずばり、結論から言いますと、
低温調理は老化物質"AGE"の発生を
防ぐことが出来ます。
今回はＡＧＥというKEY WORDをもとに、
私が低温調理にこだわる健康的メリットについて、
説明していきたいと思います。
ＡＧＥとは何ぞや？正式名称は？
ＡＧＥとは、
Ａdvanced Ｇlycation Ｅnd products
英単語の頭文字を取ったものです。
これを日本語に翻訳すると、
終末糖化産物という意味になります。
どんな物質なのか？というところですが、
簡単に言うと、
タンパク質や脂質が糖に結合してできた産物のことを指します。
ＡＧＥは、
食事として取ったタンパク質や脂質が、
体の中で余っている糖と結合してできるもの、
そして、食品自体に含まれるものが存在します。
身近なイメージできるＡＧＥとしては、
ホットケーキやパンを焼いたときのこんがりとした匂い。
あの焼いたときにできる焦げのようなものが、
実はＡＧＥの１つなのです。
最近、ＡＧＥに関する研究が進み、
老化物質であることが判明してきたのです。
ＡＧＥが及ぼす体への害
体の中に入ってしまったＡＧＥは、
１０%ほどが体に取り込まれてしまい、
そして、７%ほどが長期的に渡って留まると考えられています。
この蓄積を繰り返してしまうと、
タンパク質を変性させてしまうなど、
体に害が生じてしまうのです。
そして、この害が積み重なることこそが、
老化につながるわけです。
例えば有名な話であれば、
皮膚の主成分コラーゲンを変性させます。
この変性してしまったコラーゲンこそが、
シミ・シワの原因となってしまうのです。
また、ＡＧＥは血管のタンパク質も
コラーゲンと同じように変性させて固くしてしまいます...
まさしくこれは、動脈硬化です。
さらには、血中のＡＧＥに反応して、
マクロファージが活性化してしまうと、
体の中の細胞が慢性的に炎症反応を起こすことになり、
様々な病気につながってしまうことも考えられます。
以上のようなことから、
体の中でＡＧＥが増加してしまうと、
様々な害を及ぼし、老化してしまいます。
低温調理はＡＧＥを発生させない？！
先ほどの説明で、
食品中にＡＧＥが含まれていると説明しました。
実は食品中のＡＧＥの量は、
調理工程でかなり変わってくるものなのです（ここ大事!!）。
まずは、下の棒グラフを見てください
鶏むね肉の調理工程別ＡＧＥ量を示しています。
なんと同じ鶏むね肉であっても
調理工程が違うだけで、
全然ＡＧＥ量が違うことが分かります。
何が言いたいかと言いますと、
調理工程を工夫するだけで、
ＡＧＥ摂取量を減らすことができる。
ということです。
すなわち、
調理工程を工夫する知識があれば、
老化を未然に防ぐことが出来ます。
そして、
これを可能にする調理方法こそが、
低温調理になるわけです。
もちろん、究極的な話をすると
生で食べるほうがもちろんＡＧＥは少ないのですが、
鶏肉を生で食おうものなら、すぐさま食中毒です。
このことを踏まえると、
低温調理というものは、
食中毒菌だけを殺し、
ＡＧＥを極力発生させない方法というわけです。
今回は、ＡＧＥとは何か？
というところから、低温調理の素晴らしさについて、説明をさせていただきました。
参考になりましたでしょうか？
皆さんも"低温調理"という調理工程の工夫で
老化を未然に防ぎましょう!!
最後までご拝読ありがとうございました。
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